| 平成17年2月24日 花粉症で注射?
ついに花粉症の季節が来てしまいました。私自身も花粉症なので薬を使わないとつらいです。現在は1日1回タイプの抗アレルギー剤であるアレルオフと漢方の麻黄附子細辛湯を愛用しています。
ところで、しばしば患者さんに、「花粉症の注射を打ってくれ」依頼されて困惑いたします。この注射はケナコルトAといって1カ月ぐらい効果の持続するステロイドの筋肉注射なので、全身的副作用の危険があり、専門医で使用している医師は1人もいないはずです。
具体的な副作用としては肥満、糖尿病、満月様顔貌(顔が満月のように丸くなる、、、)月経の異常、副腎抑制(ストレスに対する抵抗力の低下)、にきび、易感染性(ウイルスや細菌に弱くなる)等が考えられますが、忘れていけないのは注射部位の萎縮です。頻度は少ないのですが、注射部位が著しくへこんでしまい、美容的にも大きな問題となります。
ステロイドが必要な時は点鼻薬を使用することを強くお勧めいたします。
平成13年3月11日 危険な市販の花粉症治療薬
市販の花粉症治療薬にふくまれるPPAにつき米国FDAでは疫学調査の結果から一般医薬品の成分として安全とはいえないとの結論をだし、製薬会社に対し自主的販売中止の要請をしました。
これは、米国イェール大学での「PPAが出血性脳卒中のリスクを増大させる」との結論をうけたものです。
PPAは治療量と中毒量の差が小さく中毒量は成人で1回100mgといわれている。市販薬(OTC)の最大分量は1日量100mg、鎮咳去痰剤では1日量90mg となっている)、少しの過剰投与でも、不眠、激しい頭痛、神経過敏、動悸等、様々な副作用が現れることが知られています。また、交感神経を活発にさせるため、血圧を上昇させ脳出血の危険性を高めます。このほか、PPAにはチーズ*と一緒にとると、頭痛、胸苦しさの症状が現れ血圧が上昇し、脳出血しやすくなるという報告もあります(*チーズ:カマンベール、 ブルー、チェダーなど熟成チーズにはチラミンという交感神経刺激物質が多量に含まれている)。高血圧、糖尿病、心臓病、甲状腺機能障害の診断を受けた人は絶対に避けてください。しかし、このような事を知らず、市販薬を飲んでしまうと思わぬ副作用が現れ、危険です。
http://www.kafunsyo.org/ppa.html
アトピー性皮膚炎のスキンケア
平成12年12月6日
最近空気の乾燥が気になります。とくにエアコンをかけ
るとてきめんです。アトピー性皮膚炎の本態は乾燥肌な
ので、乾燥対策は最重要です。
まず入浴ですが、熱すぎないかぎりは自分が気持ちよい
ようにはいっていただければ結構です。
石鹸の使用は炎症がひどく軟膏をたくさんぬる状況でな
ければ必須ではありません。お湯につかるだけでも結構
汚れは取れます。一般てきには冬は二日に一回の使用で
十分と思います。ただし入浴中にかゆいところがあれば
その部位は石鹸を使用して汚れを取ってください。入浴
後にかゆくなる場合は皮膚の乾燥がひどい場合がおおい
です。石鹸の品質が悪かったり洗いすぎて皮脂がとれす
ぎている可能性が考えられます。風呂からでて軽く拭き
まだ完全に乾かないうちに素早くプロペトなどのよいワ
セリンを全身に塗ると良いでしょう。
石鹸については最近は液体石鹸が好まれるようです。
コラーゲンや海草成分または漢方成分がはいった
ボデイーシャンプーが合うかたも多くいらっしゃいますが、
液体な場合はどうしても添加物や界面活性剤が使用され
ますので注意が必要です。
牛乳は健康に良くない 平成12年10月31日
農水省は14日、商品名で「牛乳」と名乗れるのは生乳100%使用の物に限定するとともに、生乳以外の原材料を使っている加工乳や乳飲料については生乳の使用割合を表示することをメーカー団体の全国飲用牛乳厚生取引協議会に要請する方針を固めた。
2000年(平成12年)10月15日(日曜日)読売新聞
いままでは生乳が50%以上含まれていれば牛乳、それ以下は加工乳と表示されていたようです。昔学校給食で飲まされていた脱脂粉乳と油の混合物を新鮮な牛乳と信じて飲まされていたわけです。
牛乳は健康食品ではありません。あくまで牛の赤ちゃんの飲み物であり、牛のお母さんも牛乳は飲みません。
牛乳のタンパク質は分子が小さく腸管から吸収されやすくアレルギーの原因です。
牛乳の糖は乳糖です。日本人の95%は乳糖不耐症で多くとると下痢になります。
牛乳の脂肪は飽和脂肪酸であり動脈硬化の原因になります。
牛乳は鉄分が少なく過剰摂取は貧血になることが学会でも報告されています。
牛乳は骨を作るのに重要なマグネシウムの含有量が少なく、牛乳摂取の多いアメリカ合衆国では骨折が日本の3倍となっています。
牛乳にはダイオキシンが含まれています。
日本では高温殺菌が主流な為製造時に活性酸素が発生する。乳酸菌などの善玉菌が死んでしまう。
上記のごとく問題点のため当院では牛乳の摂取は勧めておりません。
************************************
喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などを主に治療しています。
今回はアトピー性皮膚炎の方の食事の注意です。
食べてはいけないもの
コーヒー、ココア
肉の脂、牛乳および乳製品
油(ごま、なたね、オリーブ油は良い)
チョコレートは絶対だめ、お菓子はすくなめに
甘くて冷たい飲料水(100%ジュースをのぞく)
*ストレスの多い人は厳しい食事制限で悪化することあり
|